共働き世帯が小学校お受験について考える②受験にかかるお金、受験のための塾は必要か編

子育て


こんにちは~現在、年少さん(こども園)の娘と0歳の姉妹の母、会社員総合職ワーママとうま(@ikuji_career)です。今日は、小学校受験にかかるお金について考えてみたいと思います。

とうま
とうま

小学校受験っていったいどれくらいお金がかかるわけ?

我が家の構成

▼現在東京都在住
▼賃貸なので、受験エリアは限定されない
▼共働き(総合職正社員×2)
夫婦そろって、高校までずっと地方の公立育ち
夫は、金融業で転勤族。受験したらどうすんの・・・単身赴任?の問題あり
私は、リモートワークのため、基本全国どこでも仕事可能。
▼娘は現在、年少(4歳)と次女(0歳)
こだわりと意志が強い。サッカー、キャッチボール、塗り絵、パズル、しりとりが好き

このブログでは、娘の小学校受験をするかしないか、家族で検討した記録を残しています。実際に受験するかどうかは別として、自分の思い込みを捨てて、情報収集の上、検討したいと考えています。

パパ
パパ

家族で話し合っていきます

この記事を読んでわかること

●受験を検討している共働き世帯
小学校受験についてのお金について、わが家はどう考えたか

*我が家の個人的な、素直な意見です。ご了承くださいませ。

年長での塾にかかるトータル費用は230万!

ということで、さっそく調べてみました。いくつかのサイトで出てくる共通の価格。。

塾代は、受験費用の一部に過ぎない

年長で、1年間のトータル費用は230万円(1年間)

https://shogakko-juken.jp/costs/

受検クラスは、年少冬の11月ごろから。年中、年長と徐々に金額は上がっていき、トータルで相場230万円とのこと。内訳は次の4つですが、ざっくりでこんな感じ。

230万円の内訳とこの金額をだせる推定世帯年収っていったい・・

①塾のお月謝 10万程度 年間で120万
②絵画教室(志望校によって・・・)
③体操教室(志望校によって・・・)
④模試・季節講習など 模試20万、季節講習30万程度


私の鼻息が、「ふん」と出て、「たかっ!」とつぶやいてしまいました。しかし、あまりにも高くないですか。この費用を、「高い」と考えるのか「妥当」と考えるのか。すでに「高い」と感じてしまった我が家にとっては、「およびでない世界」なような気もしてきました。

小学校受験をする世帯って、年収どれくらいなんだ・・・・月の固定費で10万~30万をぽーんと出せる世帯って。ねえ。軽く年収2500万超えてる感じですか?それって大手クラスの役員か、GAFAMののマネージャークラス?そこまでいかなくても、年収1600万~1800万は超えてないと、落ちたら笑えないくらいきついですね。

ああ、これは調べなければ知らなかった世界。知ってみると、どんな世界なのかしらと興味が湧いてしまい、小学校受験の御三家と言われている伸芽会さんに、話を聞きに行ってみることにしました。

伸芽会に話を聞きに行ってきました

伸芽会
伸芽会

年長さんでは、最低でも確実に100行くと考えておいてください。

230万の半額か・・・なんだか安く思えて・・・こないよ。絵画教室と体操教室は含まれているとのことですが、志望校によっては追加で通っているんだろうなと察しがつきます。頂いたパンフレットに金額が記載されていないイベント(楽しそうな合宿やハイクラスホテルでのクリスマスパーティなんかの写真)が載っていましたか。これが、ネット上でいうところの、④に当たるわけですね。

年長だけなら、それでも1年だけです。年中から始めても、中学受験の場合(小3~から)の塾代と同等くらい。結局は、「いつ」お金をかけるかなんですよ。

なるほど。金額の問題ではなくて時期の問題ね。

生まれてまだ4~5歳の娘に230万か・・・ちょうど、ジュニアニーサ3年分で積み立てた金額くらい・・・(18歳まで払い戻さない予定なんですけど)いつかの学費に思って投資した230万を、小学校に上がる前の1年で使い切ってしまう金額。(*利回りなど計算無視)高いよ!高すぎるよ!お受験塾。
ツイッターでも・・・

ツイッターでも調べてみたら・・

これは紛れもない事実なんですね。すると、「230万ぶち込まないと(言葉遣いからまずは直そう・・)本当に受験は無理な世界なのか・・・?」という疑問が湧いてくるわけです。

とうま
とうま

お金をかけずに、受験するのは甘いのか・・

小学校受験に塾に通うと何が良い?

ということで、伸芽会の見学をしてみた、私の感想です。塾は、何をしてくれるのか、どんな存在なのか。実際に、話を聞いて、見てみて、感じたことをまとめて見ました。

戦略立案とゴールまでの伴走が親にとっての安心感

では結論から。情報収集や、合格までの戦略策定、毎日の家庭学習をやりぬけるならば、不要。(実際に、塾なしで合格している人も存在)だけど、これを自力でやるのは至難の業ましてや、共働き家庭はより難易度が高い。結果、塾に通うと、親からするとそれらのアウトソースでもあり、合格に向けたコンサルティングでもあり、伴走者がいてくれることの安心感になることが想像できました。

親にはできない指導と、情報の量と質

「ああ、彼らはその道のプロなのだな」と思いました。それぞれの学校情報、特徴、願書の書き方、試験の傾向、わが子の勉強への寄り添い方など、まぁそれはそれは、細かく最新かつ有益な情報を正確に抑えていて、その子の持ち味を生かしながら、合格に導くためのアドバイスや指導をしてくれるわけですね。これは、たくさんの児童を見ているからこそできる技ですね。

授業の中身は、子どもにとっては、楽しそう

塾を見学して、意外だったのが、子どもが楽しそうだったこと。「合格」のはちまきでもしてみんなで勉強してるのか(昭和の勝手なイメージ)と思いきや、あらゆる教材や道具や遊びを取り入れながら、子どもの知的好奇心を刺激しつつ、挑戦心や思考を深める声掛けはさすがで、小学校の受験勉強はこどもにとっては、小学校受験の段階では、勉強の意識はなく楽しいだけなんだなと感じました。まぁ、落ち着いて考えれば、そりゃそうだよ、年間230万子どもが楽しくなきゃ通えないよ。。。

で、私の感想

そもそも、日々の生活の中(こども園や、家族とのやり取り)からの学び、お友達や、生活の中での問題解決などから学ぶことのほうが間違いなく多く、それらにどうやって向き合い、どんな声掛けをするか、何を考えさせるかは、家庭内でしかできないことだなと思いました。小学校受験は、そういった意味でも、親と子のチーム戦なのだなー。

若干気になったこと

塾に通うのは、様々なメリットがあるのは理解できましたが、やっぱり「高すぎませんかね?」という気持ちがぬぐえずにいます。親が大金を注ぐ分、子どもにプレッシャーをかけてしまわないか、他の子と比べてしまわないかが気になりました。当たり前ですが、親が穏やかな心でいることが一番大事なことだよなと感じるわけです。塾は楽しいけど家はつまらないとか本当に最悪(でも、そういうご家庭アありそう・・親がピリピリしちゃう系)

以上を踏まえて、わが家は2つの結論を出しました

①どんな学校があるのか知る

そもそも、娘にとってベストな環境は受験をせねばないのか。越境や引っ越しなどすべての手法を調べてみて、入りたい学校があれば、そこから戦略を立てようと。塾の先生には、

伸芽会
伸芽会

受験するなら、年少さんの冬から。1日でも早いスタートを切ることをお勧めします

とアドバイスいただきましたが、志望校が決まらぬまま、塾や習い事(絵や体操)にとりあえず通うには、高すぎる金額。我が家では、年長はさておき、年少&年中の間は通うことはないな。と。

②家庭の中での生活を見直してみる

塾に行かなくても、家庭内での取り組みやコミュニケーションなど、子どもとの向き合い方は変えられるてと感じました。共働きでも、それならできます。朝と夕方、夜、週末、子どもと過ごせる時間のすべてを使って、娘に向き合い、家族で思いっきり笑いあったり、季節の行事を経験したり、目標を立てて努力するすることはできます。受験のためではなく、わが子を育てるために

受験の世界を知れたことで、私たちの子育ての方針がより明確になりました。ということで、日常での試行錯誤や、やってみたら意外とできたことできなかったことなどについても、書いていきたいと思います。また、お受験のテーマで考えたことを今後も記事にしていきたいと思います😊

何でもやってみないと分からないので、できることからやってみたいと思います。娘の学びの環境のために、ベストを尽くそうという気持ちは変わりません。選択肢を増やすために、情報収集はし続けたいと思います。

「受検にかかるお金、塾は必要か?」まとめ&夫婦の意見

✅お受験クラスは年少の冬からスタート。年長では相場230万/年かかる
✅塾は、受験を乗り越えるための最強の武器にはなる。けれどやっぱり高いので、
年少&年中の間は、受験塾には通わない
✅学校について調べる&自宅でできることは始めてみる

パパ
パパ

とりあえずお金は問題ではない(←まじか)

パパ
パパ

ねぇ、家計のシミレーションしてよ?毎月旅行行ける金額だよ。やるにしても年長から、かけても100万が限度(それでも高いなー・・と思う)

小学校受験を、「する派、しない派」。中学校受験を「する派、しない派」など、様々な方針がそれぞれのご家庭にあると思いますが、何が正しいということはなく、どれが正解ということもなく、誤解を恐れずに言うと、極論どれを選択しても、親のエゴなような気がしてきました。公立でも私立でも、国立でもいろんな人がいます(見えてないから知らないだけ)。自分たちが、それぞれの教育に対する方針や、家計状況、子どもの性格や意思の下で何を選択するかだけだと思えました。

ある意味、自分たちがどのエリアに住むかを選択しているのと同様に、子どもをどんな環境に置いてやりたいかということだと思います。(そこから先は、子どもが自分で環境を作ることを前提にして)

とうま
とうま

受検について考えるシリーズまだまだ続きます。

次回は、生活を見直す編

Twitterでも小学校受験を検討しているご家庭の皆さんのご意見を聞いてみたいです~!
それではまたー!

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某大手企業14年勤務、総合職フルタイム。元副編集長/キャリアコンサルタント。 もうすぐ40歳のワーママ(4歳、0歳) 東京下町に住んでいます。 キャリアではなく、私の人生を生きるために、子育てと仕事のHOWを考えます。もっと楽に、楽しく生きられないかを模索中。試行錯誤の日々を発信します。会社員+個人事業主を併用した働き方を模索中です。

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