こんにちは。とうまです。
今日のテーマは、「子供の誕生日」です。1年に1回、毎年やってくるこの貴重な時間、どうやって過ごしていますか?
プレゼントや、ケーキ、家の装飾を選ぶことばかりに時間を取られてしまいがちです
今日は、子どもの誕生日に夫婦で思い出したいこと・子供に伝えたいことについて考えてみました。
仕事をしながらの子育ては、とにかく時間に追われる毎日。
朝と夜は戦場のように忙しい。1日が本当にあっという間ですよね。1日1日を丁寧に過ごしたい・・と頭では思っていながらも、やっぱりドタバタです。
朝、保育園に送るまで、何度時計を見ることか・・・でもこの毎日は、本当に貴重で大切で、二度と戻らない時間ですよね。
私がこのテーマを考えるきっかけになった本であり、3か月に1度は読み返してしまう大好きな本。
そして子供ができた友達や後輩にプレゼントするくらいのおススメな本「新米お父ちゃんと小さな怪獣」を参考にしながら、私なりの解釈や体験を交えて、お話ししていきたいと思います。
誕生日に夫婦で思い出したい「子どもが生まれたときの状況や気持ち」
ママとパパにとって人生が変わった日。夫婦で交わした言葉、産まれるまでの不安な気持ち、初めて赤ちゃんを見たときの安心感。
誰にとっても、本当に忘れることのできない大切な時間ですよね。私は1週間たってもなかなか赤ちゃんが降りてこなくて、緊急帝王切開となりました。
ちゃんと生まれるか不安で不安で仕方なかったけど、赤ちゃんの顔を見たら、嬉しさというより「ちゃんと生まれてきてくれた・・」という安堵が勝っていました。
助産師さんが、赤ちゃんのほっぺたを、私の顔につけてくれて「ああ、温かい、柔らかい」とボロボロ涙が出たのを覚えています。
その時のことを思い出すだけで、今でも涙が出そうになってしまいます。私は里帰り出産だったので、夫は週末になると私の病院や、実家に通っていました。
今でも車で病院までの道を通り過ぎると当時の、赤ちゃんに会えるというワクワクの気持ちと、週末が終えると帰らなければいけないという寂しい気持ちだったことを思い出して話してくれます。
大きくなった我が子を見ながら、産まれて来てくれたときのことをゆったりと思いだして共有してみてると、お互いへの感謝の気持ちも生まれてきます。
著者も同じような体験をしていて、男の人が「お父さんになったのだなぁ」と自分で自覚するのは、赤ちゃんが生まれてしばらくたってからなのだということもわかります。
小さいうちは分からないかもしれませんが、子供の誕生日は、産まれてきたときのことを、毎年毎年、話してあげたいな(同じ話であっても)と私は思います。
誕生日に言語化したい「この1年で挑戦したこと・出来るようになったこと」
初めて寝返りした日のこと、初めて「ママ」「パパ」と言ってくれた日のこと、初めて保育園に行った日のこと、初めての嘘、初めて自分から「ごめんね」が言えた日のことなど、
子供の小さいうちは、初めて出来るようになったことの連続で、子供の成長が自分を勇気づけてくれますし、何よりも嬉しいですよね。
あれだけ「ママー!」と泣いていた保育園も、3歳になると「いってきまーす!」とずんずん進み登園します。
昔は、迎えに行くと、満面の笑み「ママ―!」と走ってきてくれていたのに、今や「えーーーはやーい!」とか言われます。
抱っこでしか寝なかったのに、寝かしつけなしで「すっ」っと寝てくれるようになり、手がかからなくなったなぁと思う一方で、少し寂しい気持ちになりますね。
子どもは何歳になったって、親に甘えたいと思います。先日、お姉ちゃんになっていく娘に、母として父として嬉しい気持ちを伝えるのと同時に、
「寂しいからいつだって甘えてね」と話すと、第二子ができて最近よく使っている抱っこ紐を持ってきて、「これで抱っこしてー」と言ってきました。
重量オーバーの娘を抱っこ紐で支えたら、紐がちぎれそうになりましたが、娘はとても嬉しそうでした。
お誕生日には、「挑戦したことや、出来るようになったこと」を子どもとたくさん思い出して、出来るようになった自分をちゃんと認める(自己効力感)、最高の機会なのかなと思います。
夫婦で感じたい「いつか終わってしまうこの日々について」
子供が2歳頃になると、いわゆる「こだわり」が強くなり、なんでも納得するまで自分でやらせないと泣いてしまうので、親は「待つ」という時間が増えます。
仕事をしていると、親にだって時間の制限がありますから、毎日を過ごすうちに気持ちに余裕がなってしまいますよね。
そうすると、自分ができなかったことに目が行きがちで、子育てについて「今日はこれができなかった、もっとああすればよかった」と反省ばかりが浮かんできてしまいますが、そんな時はこの本に励まされます。
せわしなく過ぎていく日々。何が正解なのか分からない中で、私たちは様々な選択を迫られます。そして、その選択に自信のない私はいつも、自分を責めてしまう。そこに光を当ててくれるのはいつだって子どもです。子どもにとって何が幸せなのかは子ども自身が決めること。あれこれ思い悩む前に、子どもがどんな表情をしているかしっかりと見守るべきでした。
小さな子供を持つ親として共感できるエピソードばかりです。笑いあり、涙あり。
私が夫に、「●●(娘の名前)が産まれてから本当に、大変だけど笑いが絶えないね。何気ない毎日が、かけがえのない毎日になり、
いつか私たちの手元から子供が巣立っていくんだよね」と話すと、夫は遠い目をして涙ぐんでしまいます(泣くの早い)。
忙しい毎日を大事にしようという「共通の思い」が、夫婦や家族の絆を作っていくのだと思います。
日々のワンシーンにスポットを当てて子育てに悩み、葛藤しながらも、楽しもうとする、本の中のお父ちゃんの姿は、本当に心に響きます。
無邪気で愛おしい子どもの成長を近くで見守れる大事な期間は有限です。
毎日を、大事にしたいですね。今日紹介した本はこちら。
子育て中のママパパにぜひ読んでほしい。何度だって繰り返して、大事なことを思い出させてくれる本であり、子育てっていいなと思う本です。これから、子供を産む人へ、すでに子育て中の方、ぜひ。
ツイッターでは4コマ漫画を更新されています!
むっちゃ笑えます。
ものまね pic.twitter.com/CMseG1xjij
— あおむろ (@aomuro) May 6, 2021
最後まで読んでいただきありがとうございます!
毎年迎える子どもの誕生日、親も、子も、成長をかみしめる大事な時間にしたいですね。
子どもの誕生日、良い時間を過ごしてくださいね!
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