朝のドタバタ解消!時間の余裕と自立を生み出す「お支度ボード」3つの効果と親の声掛け方法(未就学児)

子育て

こんにちは~4歳と0歳の姉妹の母。フルタイム総合職のワーママとうま(@ikuji_career)です。保育園や幼稚園に通うようになると、毎朝ドタバタですよね。

我が家の娘は、朝から、ままごとを始めたり、ぼーーっとして動かなかったり、ご飯をだらだらと食べたりと、とにかくものすごく時間がかかるんですよね。「もーーはやくーーー」とついつい子どもを急かしてしまいます。

とうま
とうま

結局時間が無くなって、親が手伝ってしまうのは、あんまり良くないなーーー・・・と感じつつ、ついつい無意識に手が動いてしまう。。

こんな人に読んでほしい

朝、とにかくドタバタなおうち
朝、子どもをついつい急かしてしまう、怒ってしまう

こんな方に、朝の余裕な時間と、子どもの自立を作る環境を整える方法をお伝えします。

今日は、我が家で導入した、お仕度ボードのメリットや、使い方、具体的な声かけ方法や褒め方などの体験談(我が家の場合)をお伝えします。現状、4歳娘(年少)が利用し始めて1か月。確実に、確実に、効果が出ています


お仕度ボードとは(マグネット裏返しタイプ)

お支度ボードは簡単に言えば、子供用の「TODOリスト」です。朝の身支度や帰宅してからやるべきことがイラスト・文字化されているため、子供でも理解しやすく、子供の「やりたい!」をあおるような仕掛けが施されています。ぱっと見で「やった」「やってない」の進捗状況がわかるので、ママも口うるさく声がけする必要もありません。

お支度ボードで身支度上手に! ママのためのライフスタイルメディア (smarby.jp)

探してみると、小学校用は市販でたくさん出ているのですが、未就学児用ってなかなかないんですよね。

そこで、Twitterで、皆さんに聞いてみました。そこでフォロワーさんから教えてもらったのが学研の「できたよマグネット」でした✨

とうま
とうま

情報収集するならTwitterです✨

おしゃれ・かわいい・分かりやすいイラスト!学研の「できたよマグネット」

様々なメーカーから出ているお支度マグネット。学研を選んだ理由は、タスクがドンピシャだったのと、裏返したときの「できた!」がかわいいので決めました。品質は、厚みがあって小さい子どもの手でもめくりやすく、繰り返し使ってもへたりません。

こんな感じで、出来たら黄色になって、分かりやすくタスクの完了を見える化してくれます。

保育園/幼稚園/習い事/お出かけなどの外出時のもちもの用もあります👇

100均でも作れるけど、時間と技術がない人は、Amazon、楽天へGO!

実は、最初、100円ショップへ材料を見に行きました。「自分で何とか作れるかしら」とも考えたのですが、100円ショップでしばし悩んだ挙句、辞めました。「イチからは作れないなー・・」と思いながら、更にうろうろしていたら、求めている感じの商品を発見しました!

しかし、
クオリティ(絵の可愛さ)的にはどうしても劣る
強度(何度も裏返し使う)問題
タスク量が少ない
ということで我が家は「学研さんの商品を買う」の一択でした💦

絶対に習慣化するまで辞めないという強い意志を貫けば、コスパ良し✨
得意な方は、自作してみるのもいいかもしれません。(子供が小学生だったら、一緒に作る方が楽しいと思います)お支度ボードの作り方は、「ママのための情報サイトsmarby」で丁寧に説明してくれています。

とうま
とうま

上手に作れる人、尊敬します。

お支度ボード3つの効果

早速、使ってみて私が感じるメリットをまとめてみました。子どの習慣が身につくまで、2週間くらい。親の適度なサポートと声掛け続けていけば、子どもはしっかりと習慣を身に着けることが出来ると思います。

お支度ボード効果①朝、晩の支度にかかる時間と手間が短縮された

お支度ボード導入前は、時間切れになり、結局手伝うという始末だったのが、自分で出来ることが増えたので、親が手伝うことはほとんどなくなりました✨それどころか、子どもご褒美に向けて、早く準備するようになり、朝晩のドタバタがなくなり、時間に余裕が増え親の手が空きました😊

お支度ボード効果②親の朝晩のストレスが減った

「早く保育園に送りにいかねばならない」「早く寝かしたい」という思いから「●●したら?」「●●しようよー」と言う必要頻度が劇的に減ったおかげで、私のストレスも緩和しています😊寧ろ、感心することが増え、朝晩で子どもを褒める機会が増え、お互いハッピーです。

お支度ボード効果③当たり前にできる(習慣化した)ことが増えた

我が家ではお支度ボードを、朝と夜使っていますが、下記がすべて出来るようになりました。
●朝起きたら顔を洗うこと
●食べた後の食器を片付けること
●外出から帰ってきたら手洗いうがいをすること
●外出から帰ってきたら靴をそろえる事(後述する自由設定のタスクで入れました)

👇これで、靴を置くのも楽しくなります✨

お支度ボードの使い方

メリットが分かったところで、今度は使い方について説明します。

導入理由を説明する

まずは、なぜ導入することにするのか理由を説明します。

パパ
パパ

○○ちゃんのお仕事ボード(我が家ではお仕事ボードと呼んでいます)をプレゼントします!これは、お姉ちゃんにならないともらえないボードです。

4歳娘
4歳娘

やったーーーー!!!!!

とうま<br>
とうま

毎日やることって、だいたい決まってるんだよ。だから抜け漏れがないように自分でチェックしてくれるかなー!出来たら、裏返すんだよー!

こんな感じです。
因みに、こういった新たな取り組みを実施する際は、家族会議内で伝えるようにしています。家族会議の記事も、ブログの人気記事です✨ぜひ読んでみてくださいね😊

自分で自由に3つタスク(目標)を追加する

お仕度ボードには、子どものタスクがそれぞれ記載されているのですが、自由に設定できるタスクが3つあります。

我が家では、娘が考えたタスクを2つ、私が1つ設定しました。
●朝(娘):ヤクルトを飲む
●夜(娘):迷路
●夜(母):帰ってきたら靴を揃える
「え?ヤクルトと迷路?それ、ご褒美なのでは?」と思った方もいると思うのですが、娘が考えて練りだしたタスクなので、それもタスクとしました😊

とうま
とうま

納得感が大事。自分で決めた!というプロセスを重視します。

目標を達成出来たときの、ご褒美を「自分で」設定する

ペッパピッグ(Peppa pig)|ベビーザらス オンラインストア (toysrus.co.jp)

我が家の娘は、朝と夜の2回分のタスク設定をしています。そのすべてが終了したとき、「ペッパピッグ」「パジャマスク」、または、「パウパトロール」を見れるというご褒美を設定しています。(現在テレビ東京で放映中)保育園&タスク終わりのご褒美は、やはり嬉しいようで、現状はこのパターンで継続中です。

「ご褒美を他人が設定してしまうと、ご褒美がなくると動かなくなる」ということを懸念し、自分でご褒美を設定させています。

自分で自分を褒めることが上手な人は、自分なりのご褒美を自分で設定して動いていますよね。「ご褒美がテレビ?」と思う方もいると思うんですが、娘が自分で設定したので尊重します。

EX)この作業が終わったら、コーヒーを飲もう
今日の商談はうまくいった!家に帰ってビールを飲もう


※ちなみに娘は、その週の話を何度も何度も見て、大笑いしています。

パパ
パパ

良く飽きないな・・

現状、テレビを見れることを自身のご褒美に設定していますが、これがゆくゆく変わってくるのか。そのあたりは本人に任せていきたいと思います。自分を褒めてあげられる習慣作りは、継続、モチベーション維持、ストレス緩和など非常に重要なスキルですよね。仕事をしていると痛感します。

ストーリー しゅつどう!パジャマスク|テレビ東京アニメ公式 (tv-tokyo.co.jp)

タスクが完了したら、自分でマグネットを裏返し「できた!」に変える

お支度ボードは、裏返したときに、「できた」が分かりやすく達成感に繋がりやすい。シンプルイズベストです✨

【気づいてしまった】お支度ボードは自立の一歩の最強ツールなのでは

自分で決めた目標やタスクを達成したら、自分で設定したご褒美で自分のモチベーションを高める。目標を設定して、達成しつづけることで自己効力感を高めながら自己を動機づけるスキルを磨ける。

親のサポートや声掛けはもちろん最初の内は必要ですが、慣れてきたら、誰からも褒められなくても当たり前に出来るようになるわけです。

文字にしてみると意外とすごいことを毎日やってませんか?4~5歳で出来たら大したものです。

とうま
とうま

子どもが自立する環境を整えるのに、お仕度ボードは最強です!

自立とは・・
自分以外のものの助けなしで、または支配を受けずに、自分の力で物事をやって行くこと。

音楽Oxford Languages and Googleより

お支度ボードを通じてどう声掛けし、何を褒めるか

ここで、立ち止まって考えたいのは、そもそも・・・

とうま
とうま

朝が忙しいのは、大人の仕事の都合。子供が、時間がかかるのは当たり前ですよね。

人間ですから(というか、子どもだし、4歳、5歳だし)気が乗らないときもあるわけです。(大人もしかり)そんなときは、「急かす、怒るではなく」そうしなくてもいいように、環境づくりの工夫が大事にしています。そこで、思考を促すような声掛けをしてみたら効果があったので共有します。

(具体例:我が家の場合)子どもの思考を促すような声掛けと、それでもダメな時

×「●●したのー?」とか「○○したら?」ではなく、
下記のようなちょっとした声掛けの工夫で、娘が自ら考えて行動していくようになります。

■娘が自分で決めたご褒美を思い出させる編

ぬいぐるみを演じて、「○○ちゃんが出来るところ見てみたい!」←すごいと言われたい
「そういえば、パジャマすくのあのシーンでさー」←ご褒美を思いださせる
「パウパト~♪」(ご褒美のアニメの主題歌を歌う)←ご褒美を思いださせる
「終わったら何したいんだっけー?」←ワクワクして妄想する

■競争だ!編
「ママとどっちが早く着替えられるかなー!」←勝ちたい
「パパは、まだ顔を洗ってないみたい!」←自分が一番になりたい

目的編
「なんで○○が必要なんだと思う?」←必要性について考える

■それでも動けないときは、こちらからご褒美をあげる
「10、数を数えるうちに出来たら、一番大きなバナナをあげます~!」←食べたい
「家族の中で1番に出来た人は、ヨーグルトありまーす!」←食べたい

パパ
パパ

娘が、いつも躓くタスクは「お風呂」。そこを上記のような声掛けでサポートしてしています。

それでもダメな時はどうするか

それでもダメな時は、基本的にやらない。無理やりお風呂に入れたり、連れて行ったりせずに、自分タスクの重要性に気づいてほしかったので、お風呂になぜ入る必要があるのか何度も何度も説明しました。

調子のよい時は、自分から洋服を全部脱いで、脱いだ洋服をたたみ、「お風呂に入ろう!」と誘ってきます。調子の悪い時は、やっぱりごねるのですが、お仕度ボードを導入する前に比べたら、ごねるレベルが雲泥の差。割とすぐに入ってくれるようになりました。

(具体例:我が家の場合)何を褒めるのか

我が家は、朝「早く」準備ができたことを褒めるのではなくて、
今日のタスクが、出来たこと
●親が何も言わなくても、自分から支度(タスク)ができたこと
を褒めるようにしています。

※早く準備することが本人の目標設定であれば、別。

パパ
パパ

出来たことを褒められている娘の顔は、誇らしげです。

まだ4歳ですから、しばらくは「自分一人で出来るようになったこと」はすごいことだし、しっかり褒めてあげたいなと思いますが、親が褒めなくても自分で出来る&自分を褒められることが大事だと思っています。

「お支度ボード」3つのメリットと親の声掛け方法(未就学児)まとめ

今日は、朝のドタバタやイライラを解消してくれるだけではなく、子どもの自立を支える最強ツールであり、毎日のルーティーンを作り出すお支度ボードを使った体験談(我が家の場合)をご紹介しました。

ルーティーンが当たり前に出来るようになると何がいいのか

保育園までに行く時間、寝るまでの時間を、どう使うか。見通しをもって動けるようになる力を身に付けることを目的に、今後も我が家はお支度ボードを使い続けていきたいなと思っています。

もう少し慣れてきたら、お仕度ボードの使い方もバージョンUP(目標設定の仕方、声のかけ方、褒め方、ご褒美の設定方法など)出来るかなと思います。時期を見て、またこのテーマでブログを書いてみようと思います。

とうま
とうま

我が家の場合であって、正解ではないのですが、方針を決めて行動することが大事だと思っています😊

朝からクラシックをプラスすれば、朝の時間にもっと余裕が生まれます

朝の時間を優雅に過ごしたい方は、朝からクラシックもおススメです。我が家では、お支度ボードと、クラシックのダブルの効果で、朝はとてもゆったりと過ごせるようになってきました😊

👇詳細記事はこちらから

ということで、本日は、朝晩のお仕度ボードの導入で、時間の過ごし方が大きく変わった我が家の話をお伝えしました。

子どもたちとのかけがえのない日々を、丁寧に過ごすことを大事にしたい。そのための試行錯誤を続けていきます😊Twitterでもお気軽にお声がけくださいませ!

明日のブログ更新の励みになります。今日の記事、「まぁまぁ良かったんじゃない?」と思ってくれた方はぜひぽちっとお願いします。

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某大手企業14年勤務、総合職フルタイム。元副編集長/キャリアコンサルタント。 もうすぐ40歳のワーママ(4歳、0歳) 東京下町に住んでいます。 キャリアではなく、私の人生を生きるために、子育てと仕事のHOWを考えます。もっと楽に、楽しく生きられないかを模索中。試行錯誤の日々を発信します。会社員+個人事業主を併用した働き方を模索中です。

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