3・4・5歳がはじめ時!子どもの性教育体験レビュー 子どもと一緒に学ぶおススメ絵本ベスト1と娘の態度変容

子育て

こんにちは! 4歳と0歳の姉妹の母、ワーママとうま(@ikuji_career)です。
日々いろんなニュースがある中で、「性犯罪」って多いですよね。今日は、そろそろ性教育を始めてみようかなと考えているパパ、ママのために書きました。

とうま
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後半では、娘の体験レビューも書いてあります。最後まで読んでくださいね~😊



先日こんなニュースを目にしました。

性被害防止へ、国が年代別に教材…小中高など授業で活用(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース

まとめると、国は、2021年4月から「生命(いのち)の安全教育」と題した授業を、小中学校などで段階的に導入する方針。

●子供たちが身を守るためには、幼少期からの教育が必要と議論。有識者による検討会の議論をもとに教材作成を進めていた。
●教材は年代別で、幼児期、小学校の低・中学年、高学年、中学、高校、主に大学の6種類を作成
●学校現場では保健体育や道徳、特別活動などでの活用が想定

とうま
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日本もやっと性教育に動き出したということですね。

そもそも性教育ってされてた?


生命の安全教育っていったい何を学ぶの?という方のために。

「生命(いのち)の安全教育」
「生命の安全教育」では、水着で隠れる体の部位・プライベートゾーンを他人に見せないことや、カップル間で起こる暴力・デートDVの危険性、SNSで人と出会うことのリスクなどを教える
性犯罪・性暴力対策の強化について:文部科学省 (mext.go.jp)より引用


日本には、歯止め規定という学習指導要領があり、日本では「性交」については教えていません。つまり、性教育が正しく伝えられていないというのが現状です。

一方、世界では(ドイツをはじめとするヨーロッパ)において、性教育を受ける義務は、人権の内の1つであると定義されているほど重要項目です。(ユネスコが推奨する性教育の項目は、「性行為」や「避妊の方法」「人間関係」「ジェンダー論」など、包括的な内容である)

とうま
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ヨーロッパの性教育は0歳からだそうです。


例えば、国会で性教育が議題となると、日本では下ネタ扱いで笑いが起こったという事実があります。

 05年、自民党の山谷えり子議員が、大阪府吹田市の公立小学校で使用していた、男女の性器の名称を書いて受精のしくみを図解した性教育の副読本を問題視し、小泉純一郎首相(当時)に問うたところ、「これはちょっとひどいですね。(中略)性教育は我々の年代では教えてもらったことはありませんが、知らないうちに自然に一通りのことを覚えちゃうんですね」と答弁した一件

日本の性教育は時代遅れ、ユネスコは小学生に性交のリスク教育推奨 | ニュース3面鏡 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)
とうま
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「教えられなくても分かってる」これが性教育を受けていないという典型的な発言。政治家や教育者であれば、しっかりと理解しておくべき事柄ですよね。


こうやって、大人自体が性教育を受けていないがゆえに、子どもに伝えられず、正しい性教育が不足している結果、多くの望まない妊娠や妊娠の低年齢化、幼児愛好者からのわいせつ行為、性病感染などが身近なところで多発しています。

コロナ禍で、若年者の妊娠が増えたというのもニュースになっていました。
👉10代の妊娠相談、コロナで急増 “巣ごもり”影響か(47NEWS) – Yahoo!ニュース

 

私たちの幼少期(昭和)の家庭ってこんなんじゃなかった?

私は昭和世代なのですが、家庭内で性の話はご法度でしたね。家族で見ていたテレビドラマで、ラブシーンが出てきた瞬間。

母、目を伏せてアイロンを一生懸命かける。。
父、沈黙。


しーん。

そう、まさにこんな感じ!笑

皆さんのご家庭、どうだったでしょうか?笑

学校で習った、性教育、覚えてます?


 性教育で、印象に残っていることと言えばなんでしょう。

小学校4年生のころ、女子だけ集められて、「生理とは」を保育室の先生から説明を受け、「生理用品」をプレゼント袋に入れられて渡されたという記憶。

それ以降、保険の授業で妊娠と避妊について教科書をよみ、出産の動画を見たという程度です
そんな、あさーい知識で、最初は興味本位でSEXするわけですね。(ズバッとすいません)

本当に危ない。怖い。すべての子どもたちにとってこの状況は、絶対的なリスクです。

とうま
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今後、国が動きだすことで、学校教育も少しづつ変わってきそうですが、家庭内での性教育も必要だと強く思います。子供の成長は待ったなし。

性教育の第一歩はこの本から。おすすめの性教育導入の絵本

性教育を何から始めたらいいのかと迷っている方に。絵本で子供と一緒に読む性教育本です。
我が家では、3歳ごろから性教育をこの本からスタートしています。

とにかくさけんでにげるんだ わるい人から身をまもる本 (いのちのえほん) 大型本 
ベティー ボガホールド (著), 河原 まり子 (イラスト), 安藤 由紀 (翻訳)

✅「お母さんが呼んでるよ」などと誘われた時
✅身体をさわられた時…どうしたらいい?
✅公園で知らない人に「一緒に行こう」と声をかけられた
✅いやな触られ方をした

こんな時どうする?の事例に基づき、子どもと一緒に、考えながら学べる絵本です。

読んでみた感想
●3歳頃からでも十分に理解できる内容。
●子どもは変な人の話を、かなり興味深く聞いている。
そして、何度も「読んで」と言ってくる。
●知ってる人や、身内から性被害にあうというケースが一番怖いよな。

これは効果が見込めそうだと、しばらく読み続けていたら、ある変化が現れました

本を読み続けた効果 娘の態度変容

娘の変化①自分できっぱりと断る

先日、保育園に迎えに行ったとき、仲の良い男の子に、ぎゅーっと抱きしめられていた娘。そのまま押し倒されて、口にキスをされそうになっていたので、びっくりしたのですが、

娘3歳
娘3歳

やめてーーー!!!そういうことはしないよ。

自分から断っていたのです。
娘!えらい!

自分の身は自分で守ることが大事なのですよね

娘の変化②知らない人から声をかけられても近寄らなくなった

先日、娘の友達家族と、一緒に歩いていた時。親が目を離していた瞬間に、駅で、知らない男の人から手を振られ、お友達が、おじさんに近づこうとしました。
すると、

娘3歳
娘3歳

いかないよ!知らない人のところには

お友達の手を引き、友だちに教えていました。
3歳でもわかるんですね。娘、この本のおかげで、確実に理解してます。確実に。

この本の中で私が最も、衝撃を受けたのは、身近な人(知っている人、身内の人)からのわいせつ行為があった時どう対応するのか、ということが書かれていることです。

下町に住んでいる我が家。とにかく娘をかわいがってくれるスーパーのおじちゃん、クリーニング屋のおばちゃんなど、近所には知っている大人が多く、安心ではあるのですが、その人たちが危険な場合もある、それを説明するのにとても役立ちました。

子どもの性教育体験レビューまとめ

●正しい性教育は、身を守るために、早期から必要。私たち自身が、正しい性教育を受けていないので、まずは大人が学ぶことも大事。

●これから性教育を始めようと思っているなら、子どもと一緒に性教育を考えながら学べる絵本「とにかくさけんでにげるんだ わるい人から身をまもる本 (いのちのえほん)」がおすすめ。

●必ず読み続けると、子どもの態度変容があるので、読み続けることが大事

おススメしている本はこちら👇

いかがでしたでしょうか。

性教育を、子どもに教えるのは難しいと思います。しかし、私たち親が正しい知識を持っているかどうかで、子どもの性に対する価値観や行動には、大きな差が出ます。性教育のグローバルスタンダードは、人権を基盤に、ジェンダー平等と多様性を前提とする方向です。

私自身も、まだまだ知識が不足していますので、一緒に勉強していきましょう😊
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某大手企業14年勤務、総合職フルタイム。元副編集長/キャリアコンサルタント。 もうすぐ40歳のワーママ(4歳、0歳) 東京下町に住んでいます。 キャリアではなく、私の人生を生きるために、子育てと仕事のHOWを考えます。もっと楽に、楽しく生きられないかを模索中。試行錯誤の日々を発信します。会社員+個人事業主を併用した働き方を模索中です。

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