いやいや期「終わり」の兆候とは②悔しい気持ちの表現方法

子育て


こんにちは、とうまです。
先日、チョコエッグを娘に買ってやったのですが、「チョコを包む銀紙を捨てた!」という問題で、大号泣した娘です。娘にとっては大事なもの。母にとってはゴミでも。。。

娘

もうすぐ4歳
自分の意志(やりたくない、やりたい)がかなり強い
最近、妹ができて、張り切っています。


本日も、いやいや期終わりの兆候について書いています。
いやいや期を乗り越えた先には、活発なコミュニケーションの世界が広がっています。

👇関連記事「いやいや期終了の兆候とは①癇癪ではなくしくしくと泣く」はこちらから

ゲームで負けたら切れる「勝ちたい」という気持ちの爆発

最近娘は、クマの絵が描いた神経衰弱にはまっています。
絵合わせのsimpleなゲームです。

じゃんけんをして、めくる順番を決めたあと、記憶力を頼りにめくってきます。その集中力や、記憶力にも驚かされるのですが、問題は「負けた時の怒りの感情を抑えきれないこと」でした。

娘の負けが確定しそうになると顔が曇り始める。それから「ぎゃーーー」と叫んでは、クローゼットの奥に走って行って行ってしまう。(娘に自分の部屋はないのですが、クローゼットの奥を自分の部屋にしている)

しまいには、カードをぐちゃぐちゃにして涙をボロボロながし、「とっちゃダメ―!」と、カードを隠す、「もうやだー!」と泣き叫び怒りをぶちまけるということが何度かありました。

私が、「負けることも、あるんだよー」、「みんな勝ちたいって気持ちでやってるよ」「ゲームだからそんなに怒らなくても次頑張ろうよ~」など、いろんなパターンで声掛けするも効果なし、という具合でした。

それでも娘は、たびたび「くまさんカードゲームやろう」と誘ってくるのです。そのたびに、「ぎゃーーー!」とか「もうやらない!」と怒ってしまうのですが。。。。

娘の行動に驚きの変化 悔しそうだけど怒らない!さらには・・・

そんなある日、娘に変化が訪れました。
娘の手元のカードが少ないままにゲームが終了に向かっている。。

娘は自分の負けを確信したのでしょう。下を向いています。
雲行きが怪しい。。「こりゃあまた、来るな・・」と思いながらそのままゲームが終了。

娘の負けが確定しました。
その時に、娘から出たまさかのひと言


「よし!もう一回やろう!」

遂に、その一言が出ました!長かった・・涙
ここまで来るまでとてもとても長かった・・・
(娘にとってはかなり高い壁でした)

母、「負けたって何度も挑戦することが大事だよね~!」と言いながら、カードを切りました。
娘が、勝ちたかった。負けて悔しい感情を爆発させずに悔しさをバネにもう一度チャレンジしようという思考プロセスに拍手です。

2回目、自分が勝った時には、相手を思いやる

2回目、僅差で、私が負けて見せました。(もちろん悔しそうな顔で)

すると娘が私の顔を覗き込み、

「悔しかったねーー、もう一回やる?
と言ってきました。


娘、自分が負けたときに感じた「悔しい」気持ちが相手にも存在していることを理解し、同調。
さらには、私に「もう一回やったらいいよ」との提案まで。

同調の仕方が面白くて、私は思わず笑いそうになってしまうのをこらえて、
「おおおおおおおお」と言いました。

そして「ありがとう!もう1回やらせて!」とお願いしました。

その日は夜11時まで、2時間も集中してカードゲームをしました。
夜更かしは反省ですが、家族にとっては記念日です。

後日、保育園の先生に、その話をしたところ、

保育園の<br>先生
保育園の
先生

保育園でも、最近はルールのあるゲームで遊んでいて、負けた、勝ったという感情を味合わせています

と教えてくれました。

今まで、負けて悔しいという気持ち(=勝ちたかった)だけが先行していた娘ですが、負けたお友達を客観的に見たことで、自分の気持ちを整理することができるようになったのかもしれません。

まさに学習ですね。

TOHMA
TOHMA

ルールの中で、勝ったり負けたりしながら、相手を思いやって楽しむ。

保育園で多くのお友達と一緒に過ごしている時間は、娘にとって何よりも学びの場になっているようです。

博報堂の研究調査によると、イヤイヤ期は37種類も!

いやいや期について調べてみたら、面白い調査を発見しました。
「イヤイヤ期に、ウフフとアハハを。」をテーマに研究している博報堂の研究調査です。

2018年の調査結果によると、いやいや行動はなんと37種もあるそうです。

 全国のママ・パパと事前に選定したイヤイヤ行動37種類のうち、トップは食事中、2位はおもちゃのイヤイヤ。

 「◯◯したくない!」という拒否行動だけでなく、「◯◯したい!」というイヤイヤも多く発生。

 37種類のうち、わが子にあてはまるイヤイヤ行動は、平均15個。

 イヤイヤ表現方法は、「さけぶ」「いすわる」「あばれる」「にげる」の4つが基本

語源の「何を聞いてもイヤと言う」は57.1%でランキング8位に留まる。

 ママが考えるイヤイヤ原因ランキング、1位「思い通りにならない」94.5%、2位は「眠い」83.6%。

 ママから約9割の支持を得た三大イヤイヤ対処法は、「気をそらす」「抱きしめる」「放っておく」。次いで「笑わせる」。

 イヤイヤ期現役ママのストレス解消法、1位「愚痴る」、2位「テレビ、ネットサーフィン、SNSをみる」、3位「お出かけする、ショッピングに行く」。外出など「活発・活動系」の解消法より、家の中でできる「静かに過ごす系」のストレス解消法を取る人が多い傾向。

引用元:乳幼児のイヤイヤ期を研究するプロジェクト「イヤイヤ研」、第二弾の調査結果を発表-イヤイヤ表現4つの基本、ママの三大対処法が明らかに! |お知らせ|博報堂 HAKUHODO Inc.

どうでしょう。皆さんのお子さんのいやいやの種類。
気になる方は、ぜひ下記のリンクから、チェックしてみてください。

博報堂の調査結果の詳細はこちら
👉20180223.pdf (hakuhodo.co.jp)

我が家の場合、(*各個人の性格にもよります)
1歳半頃~2歳半くらいまでの1年は「したくない」のイヤイヤが多かった気がするのですが、
2歳半~3歳半の1年は「したかった」で癇癪を起すケースが圧倒的に増えています

「したくない」は言葉の発達とともに、発散できるようになって、
「したかった」は、心の発達とともに「○○したかった」けど「▼▼すれば、今度はできるかも」という経験(成功と失敗の)積み重ねから、自分の感情をコントロールしているように感じます。

だから、「したかった」が増えて、欲求や怒りの感情を自分で対処できるようになると、イヤイヤ期にも終わりの兆候が見えたと私は思っています。

娘は、もう数か月で4歳になります。

産まれてから毎年、すさまじい成長を見せてくれる娘ですが、どの年をとっても感慨深く思い出が残ります。そんな中でも、3歳の娘の成長は、一生忘れられない大事な思い出になるのだろうなと思います。
(←高齢なんですぐしみじみしちゃう。)


最後まで読んでくれてありがとうございました!
娘が、最近はまっている「くまさんカードゲーム」です。
1歳半頃から長く遊べます。絵合わせ、記憶力、トランプ代わりにも。


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某大手企業14年勤務、総合職フルタイム。元副編集長/キャリアコンサルタント。 もうすぐ40歳のワーママ(4歳、0歳) 東京下町に住んでいます。 キャリアではなく、私の人生を生きるために、子育てと仕事のHOWを考えます。もっと楽に、楽しく生きられないかを模索中。試行錯誤の日々を発信します。会社員+個人事業主を併用した働き方を模索中です。

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